【べらぼう】橋本愛のひも付き黒縁メガネはいつから実在した?スパニッシュイタリアン型!

NHK大河ドラマ「べらぼう」に出演する橋本愛さんのビジュアルが発表になりましたね!

物語にはまだ登場していませんが、着物姿に黒縁眼鏡の姿がクセが強くて強烈なインパクトだと早くも話題になっています!

この記事では、橋本愛さんが演じるてい役の眼鏡について見ていきましょう♪

目次

【べらぼう】てい役・橋本愛のひも付き黒縁メガネは実在したの?

引用元:NHK

こちらが主人公の妻・てい役姿の橋本愛さん。

今の時代には見かけない形のメガネのインパクトが強すぎて顔が分からず、SNSでは驚きの声があがっています!

橋本さんのメガネ姿自体は珍しくはないのですが、ひも付きの黒縁の太いフレームに違和感を覚えますね。

「このメガネは合っているのか」「メガネが強すぎて橋本さんだと気付かなかった」「このメガネでも美人だとわかる」「カッコイイ眼鏡」など賛否両論あるようです。

江戸時代は日本は着物にちょんまげ姿が普通の頃ですが、そもそもこの時代にメガネはあったのでしょうか?

ひも付き黒縁メガネは実在!

引用元:石川県立歴史博物館

橋本さんがてい役として身に付けている眼鏡に近いのは

・スパニッシュイタリアン型
・ひも付き天狗眼鏡

のどちらかが有力と思われます。

もちうさ

天狗って伝説上の生き物の?

うさめがね

見た目も名前もインパクト強いね!

大層な名前の眼鏡ですが、日本にはいつ頃から眼鏡があったのでしょうか?

【べらぼう】黒縁眼鏡はいつから日本にある?

引用元:石川県立歴史博物館

日本にメガネがやってきたのは、

1551年に宣教師のフランシスコ・ザビエルが来日の際に持ち込んだ

とされています。

「べらぼう」の時代背景は1750年以降ということなので、この時代にはメガネはあったということが分かりますね!

ころうさ

こんな時代からあったんだね!

フレームが太く堅そうですが、材質は何でできていたのでしょうか?

眼鏡フレームの材質は?

引用元:石川県立歴史博物館

「べらぼう」の時代では

べっ甲や水牛の角で作られたメガネ

が多かったということです!

現代に至るまでの大まかな材質の変化はこちら。

・木製
・象牙
・べっ甲
・鯨骨
・水牛の角
・馬の爪
・銀製
・ニッケル
・真鍮
・プラスチック

くじらん

自然にある素材を活用したんだね

しかし初期のメガネは手で持つタイプなので、ドラマのようにひもを耳にかけて使用することはありませんでした。

橋本さんが身に付けているひも付きメガネはいつ頃出来たものなのでしょうか?

【べらぼう】ひも付き黒縁眼鏡は「スパニッシュイタリアン型」

1726年頃に、ロンドンの眼鏡商エドワード・スカーレットが眼鏡をひもで耳に掛ける

スパニッシュイタリアン型

というタイプの眼鏡を発明しました。

うさめがね

手で持つのは面倒だから助かるね♪

鼻当ての発明は日本人!

引用元:石川県立歴史博物館

彫りの深い西洋人がひも付き眼鏡を掛けても鼻が高いのでレンズとマツゲがあたることはありません。

しかし東洋人が掛けると彫りが浅いのでレンズと目の距離が近くなり、見にくくなってしまうという問題点が!

そこで日本人が考えたのが

鼻当て

をつくるということです!

鼻当てのおかげで高さがでて、目とレンズの位置を離すことができるようになったんですね。

もちうさ

鼻が高くなるから「天狗」ということ?

えんぴつ

なるほど♪

橋本愛さんのてい役のビジュアルでは鼻当てが見あたらないので、

「スパニッシュイタリアン型」を身に付けている

と推察されますね♪

鼻当て付きの「天狗眼鏡」はもう少し先の江戸時代後期に広く普及したということです!

まとめ

今回は【べらぼう】橋本愛のひも付き黒縁メガネはいつから実在した?スパニッシュイタリアン型!について調べてみました!

着物姿に斬新なメガネ姿を披露した橋本愛さん♪

5月下旬頃から登場予定とのことなので、この後の展開が楽しみですね!

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